一般的に男性は、結婚をしても仕事に大きな変化はありません。しかし女性は、働き方の選択を迫られるものです。キャリアを積んできたならば、結婚後も正社員として仕事を続けるべきなのか迷う人も多くいます。パートや派遣に切り替えて仕事量を減らしたり、一線を退いて家庭に入る方が幸せなのでしょうか。

これらに正解はなく、人それぞれだと言えます。どの働き方をとってみても、メリットとデメリットはついてくるものです。正社員で夫婦共働きを続ければ、それなりに貯蓄ができます。しかしこれには夫の協力が欠かせません。時には家事の分担をめぐって、もめる事もあるのではないでしょうか。

仕事と家事の両立がしやすいのがパートや派遣です。しかし正社員と同じ仕事内容でも給料は下がりますし、いつ解雇されるかもわかりません。専業主婦は家庭で働く立派な仕事ですが、当然収入はゼロ。夫の給料が安定していなければ、将来への備えが不安になるでしょう。社会から取り残された感じを受ける人も多いものです。

結婚は幸せなものですが、ゴールではなく新たな人生のスタートです。将来の見通しを立てた上で、自分がどのような働き方をしたいのかを冷静に判断しましょう。その上で、夫との話し合いが必要になります。二人が納得のいく結論を導き出しましょう。